ものづくり企業を支える専門商社 姫路でNO.1の実績

株式会社ヤスヒラは兵庫県姫路市に本社を置く機械工具商社です。 ものづくり企業が、製造に必要な工作機械、機械部品、作業工具など様々な物品を供給している専門商社です。

製造業、例えば、自動車は1台につき2万~3万点の部品で構成されています。
それぞれの部品を製造する部品加工会社は数十万社もあり、実は製造業は日本の国内総生産の2割をも占めています。
皆さんは、直接製造業から製品を購入することがないので馴染みがないのでしょうが、製造業は国内の産業を大いに支えているのです。

ヤスヒラは姫路を中心とした関西のものづくり企業を応援する会社で、創業80年、売上も規模も姫路ではNo1の実績があります。

営業本部 課長 徳岡 祐樹さん

私には、心に留めていることが2つあります。

1.トラブルが起こった時、即座に現場を見て対応する
営業3年目、お客様から「機械が故障して動かない!」と緊急の電話をいただきました。
メーカーに対応をお願いしたところ、修理は2~3日後になるとの返答。
急ぎ、私が現場に駆けつけると悠長なことを言える状況ではありませんでした。再度メーカーに現場の詳細を伝え、絶対に何とかしたい、その気持ちを精一杯ぶつけました。
メーカー側も何とか調整してくれ、翌日の午前に段取りができました。
お客様からは感謝の言葉を頂きましたが、現場を見ていなければ、このような対応は出来ていなかったでしょう。

2.本気になる時はとことん本気になる
営業5年目、毎月数千万円の取引がある大手メーカーの担当を任されました。
このお客様に出入りする競合商社から奪いたい商材(食品機械の部品)があり、情報収集していると「コンペ」があることがわかり、すぐに国内部品メーカーを巻き込んで、コンペに向けて体制を整え、お客様が求める真のニーズは何か本気になって考えました。
部品は価格こそ負けていましたが、メーカーと何度も打合せを重ね実現した部品の長寿命化や高品質、アフターフォロー体制などが功を奏し、発注を頂くことができました。

お客様からの感謝の言葉や、受注できた時の喜びはそれまでの苦労を吹き飛ばしてくれます。
ヤスヒラはお客様を想う気持ちを持った集団です。

お客様を想い本気で取り組む。成果は後からついてくる。

機械営業部 アシスタント 山國 あすかさん

姫路で働きたい。土日祝日休みが良い。社内の雰囲気が良い。
以上がヤスヒラに入社した理由で、仕事内容にこだわりはありませんでした。

入社後は機械営業部に配属され、営業担当者をサポートしています。機械は高額で、高級車が買える金額です。
初めは、知識がないことに加えて高額品を扱うことが不安でしたが、上司・先輩から「フォローはしっかりする!」と心強い言葉をいただき、「やってみよう。」と思いました。

様々な形で営業担当者をサポートしているのですが、見積書作成は大切な業務の1つです。
同じ機械でも、お客様によって仕様(機械本体の他、オプションを付加する)が異なります。
どんな仕様か?値段は?ということが少しでも分かりやすいよう自分なりに工夫をして、見積書を作成しています。
営業担当者がそれをお客様のところに持参して契約に結び付いたときは、私もすごく達成感があり、その後のフォローもしっかりしなくては!と日々責任感を持って仕事ができています。

フォローは、主に修理依頼です。
機械が故障するとお客様は仕事ができません。
修理依頼があれば時間勝負で、すぐにメーカーへ連絡し、段取りをします。

私の目標は、営業担当者がいないときでも「すぐに対応してもらえる。」とお客様から頼って頂けるようになること、安心して社内の仕事を任されること。努力します!

お客様からも社内からも頼りにされる喜びを実感。

機械営業部 前田 瑛司さん

入社後、高額な機械を販売する機械営業部に配属になりました。ある日、「商談の決まる瞬間を見せてやる。」
課長に声を掛けられ、弊社一番のお得意様であるA社に向かうことになりました。

大型案件が成立するかもしれない商談で、緊迫した雰囲気でした。商談は順調に進み、機械の仕様が決まって、次は金額交渉です。途端に、お客様の口調が変わりました。
「前田君、いくら値引きできるんだね!?」。
入社1年目の私に執拗に尋ねてきたのです。課長が、「勘弁してやってください。」と必死になだめるものの先方は引かず、回答を私に迫ります。

「100万円値引きします。」パニックになった私は、そう答えてしまいました。何故100万円も引くと言ったのか、記憶は曖昧です。課長は隣で困った顔をしていました。

一旦、課長と2人で相談するため、商談の席を外しました。すぐに、課長に謝罪しましたが、一切叱らず
「失敗してもう行きたくないと思っているかもしれないが、最後まで参加してもらう。逃げてはいけない。」
と言われました。

その後、弊社部長、機械メーカーも巻き込んで、課長の必死のフォローでお互いが納得する価格で商談は成立しました。

いつかは私も課長のようにどんな状況にも対応できる営業パーソンになって、今度は私が後輩を助けたいと思っています。

リスクは承知。難しい案件も経験させてくれる先輩がいるから成長できる。

ヤスヒラは単なる「仲良しクラブ」ではなく、「究極の仲良しクラブ」です。

会議風景・社内研修・作業風景

会議風景・社内研修・作業風景

ON・OFFをしっかりと切り替え、
日々ものづくり企業を支えています。

社員旅行

アットホームで楽しい
社員旅行の風景をご紹介します。

社員旅行
ゴルフコンペ・駅伝

ゴルフコンペ・駅伝

社内コンペは女性社員も参加して、
年3~4回開催。賞品も超豪華です

忘年会

年一回の大盤振る舞い。この時ばかりは無礼講。
社員一同、一芸に秀でています。

忘年会
OTHER

OTHER

コーヒーブレイク。
仕事の合間、ちょっと撮影

「究極の仲良しクラブ」を目指し一人一人が活きる組織を目指しています。

会社風土を戒める表現の一つに、「仲良しクラブ」という言葉がある。
これは、社員同士、和気あいあいとしていて雰囲気は良いが、結果に対して執着が甘い曖昧な風土を指す。
ヤスヒラは単なる「仲良しクラブ」ではなく、「究極の仲良しクラブ」を創りたい。
機械工具商社の仕事は、しんどい。取扱い商材は多く、普段はほとんど見慣れない商品ばかり。覚えるべき商品知識は膨大だ。
また、お客様の要望にお応えするために、昼夜、走り回らなくてはならず体力も必要。やりがいはあるが、決して楽な仕事ではない。
このような環境を乗り越えるためには、一人ではなく、上司・先輩・同僚・部下、様々な立場の人がお互いを助け、支えあわないと仕事のパフォーマンスは上がらない。
だから、雰囲気が良いのは当然のこと、仕事の成果も含め、苦楽を共有・共感できる会社が理想の組織だと思う。このような会社で仕事ができればこんなに素敵なことはない。

安平 亮