私には、心に留めていることが2つあります。
1.トラブルが起こった時、即座に現場を見て対応する
営業3年目、お客様から「機械が故障して動かない!」と緊急の電話をいただきました。
メーカーに対応をお願いしたところ、修理は2~3日後になるとの返答。
急ぎ、私が現場に駆けつけると悠長なことを言える状況ではありませんでした。再度メーカーに現場の詳細を伝え、絶対に何とかしたい、その気持ちを精一杯ぶつけました。
メーカー側も何とか調整してくれ、翌日の午前に段取りができました。
お客様からは感謝の言葉を頂きましたが、現場を見ていなければ、このような対応は出来ていなかったでしょう。
2.本気になる時はとことん本気になる
営業5年目、毎月数千万円の取引がある大手メーカーの担当を任されました。
このお客様に出入りする競合商社から奪いたい商材(食品機械の部品)があり、情報収集していると「コンペ」があることがわかり、すぐに国内部品メーカーを巻き込んで、コンペに向けて体制を整え、お客様が求める真のニーズは何か本気になって考えました。
部品は価格こそ負けていましたが、メーカーと何度も打合せを重ね実現した部品の長寿命化や高品質、アフターフォロー体制などが功を奏し、発注を頂くことができました。
お客様からの感謝の言葉や、受注できた時の喜びはそれまでの苦労を吹き飛ばしてくれます。
ヤスヒラはお客様を想う気持ちを持った集団です。